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名古屋 戸建て 坪単価 — 4,786件の成約データで読む名古屋市16区の戸建て相場

愛知県名古屋市16区の戸建て(宅地・土地と建物)成約坪単価中央値は86.2万円/坪(N=4,786・2021-2025年)。敷地面積中央値は129.7㎡・総額中央値は3,494万円。築0-10年の101.6万円/坪から築31年超の54.2万円/坪まで-46.7%下落し、面積100㎡未満132.0万円/坪から200㎡超59.5万円/坪へ-54.9%下落する。区別では中心部の東区164.3万円/坪・昭和区146.4万円/坪が高く、郊外の港区66.1万円/坪が低い。国土交通省の成約データ4,786件を集計し、築年帯・面積帯・建築年代・区別・構造別・年次推移の6軸で名古屋戸建ての坪単価相場を読み解く。

更新: 2026-07-23

このレポートの要点

  • 名古屋市の駅別坪単価

    駅別(N≥20)で坪単価中央値が高いのは庄内通116.1万円/坪(N=70・築6年)、瑞穂運動場東108.2万円/坪(N=59・築10年)、上社99.2万円/坪(N=75・築13年)、中村公園94.9万円/坪(N=67・築8年)。一方、坪単価が低いのは伏屋66.1万円/坪(N=93・築1年)、港北68.6万円/坪(N=103・築1年)、春田70.0万円/坪(N=116・築1年)。件数が最も多い徳重は74.9万円/坪(N=164・築18年)。築1年の新興住宅地駅は坪単価が低く、中心寄りの駅は坪単価が高い傾向。

    N=164 / 庄内通70 / 瑞穂運動場東59
  • 築年帯別坪単価-46.7%

    築年が進むほど坪単価中央値は下落する。築0-10年は101.6万円/坪(N=2,444)だが、築11-20年で82.1万円/坪、築21-30年で71.2万円/坪、築31年超は54.2万円/坪(N=815)。築0-10年から築31年超への坪単価下落率は-46.7%。総額中央値は築0-10年3,698万円から築31年超2,236万円へ-39.5%下落。敷地面積は築0-10年122.7㎡・築21-30年145.5㎡と古い帯ほど広い傾向。築0-10年が4,786件中2,444件(51.1%)を占める。

    N=2,444 / 築11-20年774 / 築21-30年753 / 築31年超815
  • 面積帯別坪単価-54.9%

    戸建て特有の構造として、敷地面積が広いほど坪単価は下がり総額は上がる。面積100㎡未満は坪単価132.0万円/坪・総額3,074万円(N=869)。100-150㎡で坪単価91.0万円/坪・総額3,365万円(N=2,284)。150-200㎡で坪単価72.5万円/坪・総額3,700万円(N=987)。200㎡超は坪単価59.5万円/坪・総額4,877万円(N=646)。100㎡未満から200㎡超への坪単価下落率は-54.9%。坪単価は土地の広さに反比例し、総額は広さに比例する戸建て特有の関係が読める。

    N=869 / 100-150㎡2,284 / 150-200㎡987 / 200㎡超646
  • 建築年代別分布+35.7%

    名古屋市戸建ての建築年代別シェアは、2020年代築が35.7%(N=1,710)で最大。次いで2010年代築20.4%(N=978)、2000年代築16.5%(N=790)、1990年代築13.8%(N=660)、1980年代築7.2%(N=345)、1980年以前6.3%(N=303)。2020年代築のシェアが突出しており新築戸建て供給が急増。坪単価は2020年代築102.4万円/坪が最高で、2010年代94.4万円/坪・2000年代79.2万円/坪・1990年代67.2万円/坪・1980年代58.7万円/坪・pre1980は39.4万円/坪。1980年代以前(築35年超)は648件(13.5%)。

    N=4,786

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名古屋市の戸建て坪単価はいくらか

結論から言うと、愛知県名古屋市16区の戸建て(宅地・土地と建物)成約坪単価中央値は86.2万円/坪です(2021〜2025年・国土交通省 不動産取引価格情報 成約価格情報・N=4,786)。総額中央値は3,494万円、敷地面積中央値は129.7㎡。対象は愛知県名古屋市16区のみで、豊田市・春日井市・刈谷市など名古屋市外の物件は含みません。

ここで言う「坪単価」とは、成約総額を敷地面積(坪換算)で割った1坪あたりの価格です。本稿の対象は宅地(土地と建物)、つまり建物と土地がセットになった戸建ての成約価格であり、マンション等の専有面積ベースとは性質が異なります。国土交通省「不動産取引価格情報」のうちREINSから毎週公表される成約価格情報を使うため、売り出し価格ではなく実際の成約ベースである点が重要です。

名古屋市の坪単価は中央値86.2万円/坪を挟んで広く分布します。下位10%点(P10)が47.0万円/坪、下位25%(P25)が64.0万円/坪、上位25%(P75)が113.5万円/坪、上位10%点(P90)は151.4万円/坪。P75をP25で割ると1.77倍になり、同じ「名古屋市」でも敷地面積や立地によって坪単価が2倍近く開く構造です。築年中央値は10年で、築0-10年の築浅ストックが厚い地域と言えます。

築年で坪単価はどう変わる — 築0-10年の101.6万円/坪から築31年超の54.2万円/坪へ

名古屋市の戸建てでは、築年が坪単価に与える影響が大きいです。築0-10年の坪単価中央値は101.6万円/坪(N=2,444)。築11-20年で82.1万円/坪、築21-30年で71.2万円/坪、築31年超は54.2万円/坪(N=815)まで下がります。築0-10年から築31年超への坪単価下落率は**-46.7%**です。

築年帯 坪単価中央値 総額中央値 N
0-10年 101.6万円/坪 3,698万円 2,444
11-20年 82.1万円/坪 3,497万円 774
21-30年 71.2万円/坪 3,200万円 753
31年超 54.2万円/坪 2,236万円 815

総額中央値で見ても、築0-10年の3,698万円から築31年超の2,236万円へ**-39.5%**下落します。坪単価の下落率(-46.7%)が総額の下落率(-39.5%)より大きいのは、築年が進む物件ほど敷地面積がやや広くなる傾向(築0-10年で122.7㎡・築21-30年で145.5㎡)が相殺効果として働くためです。戸建てでは古い物件が郊外の広い敷地に建つことが多く、面積の広さが総額の下落を和らげる構造が読めます。

注目すべきは件数の分布です。築0-10年は2,444件で**全体の51.1%**を占め、名古屋市の戸建て市場は新築〜築浅が過半数を占めます。これは2020年代の新築戸建て供給が急増していること(後述)と符合します。一方、築31年超は815件(17.0%)で、築30年前後の中古ストックも一定の厚みがあります。

面積で坪単価はどう変わる — 戸建て特有の広さと単価の逆相関

戸建てならではの構造として、敷地面積が広いほど坪単価は下がり、総額は上がるという関係が鮮明に出ます。面積100㎡未満は坪単価132.0万円/坪・総額3,074万円(N=869)。100-150㎡で坪単価91.0万円/坪・総額3,365万円(N=2,284)。150-200㎡で坪単価72.5万円/坪・総額3,700万円(N=987)。200㎡超は坪単価59.5万円/坪・総額4,877万円(N=646)。100㎡未満から200㎡超への坪単価下落率は**-54.9%**です。

面積帯 坪単価中央値 総額中央値 N
100㎡未満 132.0万円/坪 3,074万円 869
100-150㎡ 91.0万円/坪 3,365万円 2,284
150-200㎡ 72.5万円/坪 3,700万円 987
200㎡超 59.5万円/坪 4,877万円 646

この関係は戸建て特有のものです。面積100㎡未満の小さな敷地は中心市街地に多く、土地そのものの価値が高いため坪単価が跳ね上がります。逆に200㎡超の広い敷地は郊外の住宅地に多く、坪単価は下がるものの総額は4,877万円と最も高くなります。件数が最も多いのは100-150㎡帯で2,284件(47.7%)、これが名古屋市戸建ての量的な中心です。

つまり「坪単価が高い=高い家」とは限らないのが戸建ての注意点です。中心部のコンパクトな敷地は坪単価132.0万円/坪でも総額は3,074万円に収まる一方、郊外の広い敷地は坪単価59.5万円/坪でも総額4,877万円に達します。坪単価と総額のどちらで予算感を考えるかで、物件の選択肢が変わってきます。

名古屋市の戸建ては何年築が多いか

建築年代(10年単位)で分布を見ると、名古屋市戸建ての供給史が浮かび上がります。2020年代築が1,710件(35.7%)で最大。次いで2010年代築978件(20.4%)、2000年代築790件(16.5%)、1990年代築660件(13.8%)、1980年代築345件(7.2%)、1980年以前303件(6.3%)の順です。

建築年代 件数 シェア 坪単価中央値
2020年代築 1,710 35.7% 102.4万円/坪
2010年代築 978 20.4% 94.4万円/坪
2000年代築 790 16.5% 79.2万円/坪
1990年代築 660 13.8% 67.2万円/坪
1980年代築 345 7.2% 58.7万円/坪
1980年以前 303 6.3% 39.4万円/坪

最大の特徴は2020年代築のシェア35.7%です。これは直近5年(2021-2025年の成約)における新築戸建ての供給が極めて厚いことを示しています。坪単価も2020年代築が102.4万円/坪と最高水準で、新築戸建てが名古屋市の坪単価相場を押し上げる主要因になっています。一方、1980年以前の坪単価は39.4万円/坪まで下がり、2020年代築の3分の1以下の水準です。

1980年代以前の築35年超物件は全体の13.5%(648件)に上り、これらが今後10年で築45年超へと進行するため、建替え需要のポテンシャルは一定程度あります。ただし名古屋市は全体に築浅物件の比率が高く、古いストックの比重は仙台・札幌など他の政令市と比べて相対的に小さい構造です。

区別で見る坪単価の構造 — 中心部の高単価と郊外部の広い敷地

名古屋市16区を区別で見ると、中心部の高単価と郊外部の低単価の二極構造が明確です。坪単価中央値が最も高いのは東区164.3万円/坪(N=56)・昭和区146.4万円/坪(N=137)・千種区122.7万円/坪(N=259)・瑞穂区118.5万円/坪(N=208)で、これらは地下鉄沿線の中心市街地に位置します。中区は112.8万円/坪ですがN=3と件数が極めて少ないため参考扱いとします。

坪単価中央値 総額中央値 N
東区 164.3万円/坪 4,950万円 56
昭和区 146.4万円/坪 5,263万円 137
千種区 122.7万円/坪 4,816万円 259
瑞穂区 118.5万円/坪 4,472万円 208
中村区 100.5万円/坪 3,400万円 251
西区 98.7万円/坪 3,591万円 261
緑区 75.8万円/坪 3,685万円 729
中川区 75.0万円/坪 3,000万円 547
守山区 73.7万円/坪 3,249万円 519
港区 66.1万円/坪 2,800万円 345

一方、件数が最も多い緑区は75.8万円/坪(N=729)、中川区75.0万円/坪(N=547)、守山区73.7万円/坪(N=519)で、坪単価は中心部の半分程度。最も低い港区は66.1万円/坪(N=345)です。件数上位3区(緑・中川・守山)で4,786件の37.5%を占め、これら郊外区が名古屋市戸建て市場の量的な中心です。郊外区は敷地面積が広く坪単価が下がる代わりに、総額では3,000万〜3,700万円帯に収まる傾向があります。

区別×築年帯で見ると、高単価区は築年帯を問わず高い水準を維持します。千種区は築0-10年169.3万円/坪・築31年超でも75.3万円/坪。昭和区は築0-10年167.5万円/坪・築31年超でも84.7万円/坪を維持します。一方、守山区は築0-10年85.6万円/坪・築31年超44.7万円/坪、港区は築0-10年74.6万円/坪・築31年超34.5万円/坪と、全区間で中心部を下回ります。ただしすべての区で築年が進むほど坪単価が下がる傾向は一致しており、区別の格差は築年別の傾向と重ねて理解する必要があります。

構造別で読む坪単価 — 木造中心の戸建て供給

構造別で見ると、名古屋市の戸建ては木造が3,955件(82.6%)と圧倒的多数を占めます。木造の坪単価中央値は88.3万円/坪・築年中央値6年で、新築戸建ての大半が木造であることが分かります。鉄骨造は253件で坪単価85.2万円/坪・築年中央値29年、軽量鉄骨造は331件で坪単価73.9万円/坪・築年中央値23年、RCは172件で坪単価62.6万円/坪・築年中央値38年です。

構造 件数 シェア 坪単価中央値 築年中央値
木造 3,955 82.6% 88.3万円/坪 6年
軽量鉄骨造 331 6.9% 73.9万円/坪 23年
鉄骨造 253 5.3% 85.2万円/坪 29年
RC 172 3.6% 62.6万円/坪 38年

興味深いのは、RCの坪単価62.6万円/坪が木造の88.3万円/坪を下回る点です。しかしRCの築年中央値は38年と木造(6年)より大幅に古く、坪単価の低さは構造そのものよりも築年が進んでいることと関連している可能性が高いと読めます。鉄骨造も築年中央値29年と古く、同様の傾向です。構造別の坪単価を単純比較する際は、築年構成の違いに注意が必要です。名古屋市の戸建て市場は木造の新築供給が牽引しており、RC・鉄骨造は量的に限定的な中古ストックという位置づけです。

坪単価は上がっているのか — 2021-2025年次推移

直近5年間の推移を見ると、名古屋市の戸建て坪単価は緩やかに上昇しています。2021年の坪単価中央値は78.0万円/坪(N=641)でしたが、2022年は84.9万円/坪(N=750)、2023年は82.6万円/坪(N=815)、2024年は87.7万円/坪(N=882)まで上がりました。率にして**+12.4%の上昇です。総額中央値も2021年の3,248万円から2024年の3,474万円へ+7.0%**上昇しました。

坪単価中央値 総額中央値 N 築年中央値
2021年 78.0万円/坪 3,248万円 641 14年
2022年 84.9万円/坪 3,479万円 750 12年
2023年 82.6万円/坪 3,400万円 815 12年
2024年 87.7万円/坪 3,474万円 882 9年
2025年 92.1万円/坪 3,600万円 1,698 7年

2025年は坪単価92.1万円/坪(N=1,698)ですが、件数が他年の約2倍と多いため、公表ラグによって報告の早い地域・物件に偏る可能性があります。トレンド判断は2021〜2024年の比較を主軸にするのが安全です。この期間の築年中央値は14年→9年と築浅化が進んでおり、新築戸建ての供給増(2020年代築のシェア35.7%)が坪単価を押し上げた要因の一つと読めます。ただし、今後も上がり続けることは保証されません——上昇は過去の事実であって、未来の予測ではありません。

他都市・駅別との比較

愛知県内で比較すると、名古屋市16区の坪単価中央値86.2万円/坪(N=4,786)に対し、名古屋以外の市は57.5万円/坪(N=9,663)で名古屋市の**66.7%**の水準です。主要市別では刈谷市90.2万円/坪(N=219)・安城市85.5万円/坪(N=236)が名古屋市と同等か上回り、春日井市66.4万円/坪・岡崎市65.9万円/坪・豊田市62.5万円/坪が中位、一宮市54.8万円/坪・豊橋市47.0万円/坪・津島市34.3万円/坪が低位です。

坪単価中央値 総額中央値 N
刈谷市 90.2万円/坪 3,700万円 219
名古屋市 86.2万円/坪 3,494万円 4,786
安城市 85.5万円/坪 3,594万円 236
春日井市 66.4万円/坪 3,000万円 822
岡崎市 65.9万円/坪 3,000万円 805
豊田市 62.5万円/坪 3,305万円 599
一宮市 54.8万円/坪 2,600万円 428
豊橋市 47.0万円/坪 2,400万円 436

刈谷市・安城市が名古屋市を上回るのは、トヨタ自動車関連の産業集積による地価上昇と、敷地面積が比較的小さい(刈谷市135.0㎡・安城市139.4㎡)ことが要因として考えられます。一方、名古屋市の敷地面積は129.7㎡で他市の151.5㎡より小さく、坪単価では差がつくものの、総額では名古屋市3,494万円・名古屋以外2,790万円の差にとどまります。坪単価の高低は必ずしも総額の高低と一致しない点に注意が必要です。

駅別(N≥20)で見ると、坪単価中央値が高いのは庄内通116.1万円/坪(N=70・築6年)、瑞穂運動場東108.2万円/坪(N=59・築10年)、上社99.2万円/坪(N=75・築13年)、中村公園94.9万円/坪(N=67・築8年)。これらは地下鉄沿線の中心寄りに位置し、土地の希少性が坪単価を押し上げています。一方、坪単価が低いのは伏屋66.1万円/坪(N=93・築1年)、港北68.6万円/坪(N=103・築1年)、春田70.0万円/坪(N=116・築1年)で、いずれも築1年の新興住宅地です。件数が最も多い徳重は74.9万円/坪(N=164・築18年)。郊外の新興住宅地駅は敷地が広く坪単価が下がる一方で、中心寄りの駅は敷地が小さく坪単価が上がる傾向が、区別の傾向と符合します。

まとめ — 名古屋戸建てを読む4つの視点

名古屋市の戸建てを検討する読者への示唆をまとめます。第一に、坪単価は築年と敷地面積の両方で大きく変わること。築0-10年から築31年超で-46.7%、面積100㎡未満から200㎡超で-54.9%。坪単価だけで物件を比べると、築年と面積の違いを見落とすことになります。第二に、名古屋市は築0-10年が51.1%と築浅ストックが厚く、2020年代築が35.7%を占める新築供給の旺盛な市場です。第三に、区別で中心部と郊外に二極構造があり、東区164.3万円/坪・昭和区146.4万円/坪の中心部と、港区66.1万円/坪・守山区73.7万円/坪の郊外で坪単価が2倍以上開きます。ただし郊外は敷地が広く総額は3,000万〜3,700万円帯に収まる傾向があります。第四に、直近4年(2021-2024)は坪単価+12.4%の上昇傾向でしたが、2025年データは公表ラグの影響を受けるため、今後の動向は四半期ごとの成約データで継続確認することが合理的です。本稿の数値はすべて2021-2025年の成約データに基づく過去の事実であり、将来の価格を保証するものではありません——購入・売却の判断では、最新の成約事例と専門家の査定を併せて参照してください。

名古屋市の戸建ては、中心部のコンパクトな高単価物件と郊外の広い低単価物件が混在し、さらに新築供給が旺盛に続く活況な市場です。坪単価・総額・築年・面積・区の5つの軸を組み合わせて予算と希望を照合することが、現実的な物件選びの第一歩になります。詳しくは愛知県の不動産相場ページも参照してください。

検証済みファクト

summary

  • #1名古屋市名古屋市16区の戸建て(宅地・土地と建物)成約データ4,786件(2021-2025年)で、坪単価中央値は86.2万円/坪・総額中央値は3,494万円。坪単価の分布は P10=47.0万円/坪・P25=64.0万円/坪・P75=113.5万円/坪・P90=151.4万円/坪。P75/P25は1.77倍。敷地面積中央値は129.7㎡、築年中央値は10年。対象は建物と土地がセットになった戸建ての成約価格。
    4,786(成約件数)86.2円(坪単価中央値)3,494円(総額中央値)47円(P10(下位10%))64円(P25(下位25%))113.5円(P75(上位25%))151.4円(P90(上位10%点))1.77倍(P75/P25 比)129.7(敷地面積中央値)10(築年中央値)N=4,786

    条件: 名古屋市16区・宅地(土地と建物)・成約価格情報・2021Q1〜2025Q4・建築年≤成約年・tsubo_price>0

age-band

  • #2築年帯別坪単価築年が進むほど坪単価中央値は下落する。築0-10年は101.6万円/坪(N=2,444)だが、築11-20年で82.1万円/坪、築21-30年で71.2万円/坪、築31年超は54.2万円/坪(N=815)。築0-10年から築31年超への坪単価下落率は-46.7%。総額中央値は築0-10年3,698万円から築31年超2,236万円へ-39.5%下落。敷地面積は築0-10年122.7㎡・築21-30年145.5㎡と古い帯ほど広い傾向。築0-10年が4,786件中2,444件(51.1%)を占める。
    101.6円(築0-10年 坪単価中央値)82.1円(築11-20年 坪単価中央値)71.2円(築21-30年 坪単価中央値)54.2円(築31年超 坪単価中央値)-46.7%(築0-10年→31年超 坪単価下落率)3,698円(築0-10年 総額中央値)3,497円(築11-20年 総額中央値)3,200円(築21-30年 総額中央値)2,236円(築31年超 総額中央値)-39.5%(築0-10年→31年超 総額下落率)122.7(築0-10年 敷地面積中央値)145.5(築21-30年 敷地面積中央値)+51.1%(築0-10年 シェア)+17%(築31年超 シェア)N=2,444 / 築11-20年774 / 築21-30年753 / 築31年超815

    条件: 築年帯は (成約年 - 建築年) で定義

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  • #3面積帯別坪単価戸建て特有の構造として、敷地面積が広いほど坪単価は下がり総額は上がる。面積100㎡未満は坪単価132.0万円/坪・総額3,074万円(N=869)。100-150㎡で坪単価91.0万円/坪・総額3,365万円(N=2,284)。150-200㎡で坪単価72.5万円/坪・総額3,700万円(N=987)。200㎡超は坪単価59.5万円/坪・総額4,877万円(N=646)。100㎡未満から200㎡超への坪単価下落率は-54.9%。坪単価は土地の広さに反比例し、総額は広さに比例する戸建て特有の関係が読める。
    132円(100㎡未満 坪単価中央値)91円(100-150㎡ 坪単価中央値)72.5円(150-200㎡ 坪単価中央値)59.5円(200㎡超 坪単価中央値)-54.9%(100㎡未満→200㎡超 坪単価下落率)3,074円(100㎡未満 総額中央値)3,365円(100-150㎡ 総額中央値)3,700円(150-200㎡ 総額中央値)4,877円(200㎡超 総額中央値)+47.7%(100-150㎡ シェア)N=869 / 100-150㎡2,284 / 150-200㎡987 / 200㎡超646

    条件: 敷地面積(area_sq_m)で4帯に分割

decade

  • #4建築年代別分布名古屋市戸建ての建築年代別シェアは、2020年代築が35.7%(N=1,710)で最大。次いで2010年代築20.4%(N=978)、2000年代築16.5%(N=790)、1990年代築13.8%(N=660)、1980年代築7.2%(N=345)、1980年以前6.3%(N=303)。2020年代築のシェアが突出しており新築戸建て供給が急増。坪単価は2020年代築102.4万円/坪が最高で、2010年代94.4万円/坪・2000年代79.2万円/坪・1990年代67.2万円/坪・1980年代58.7万円/坪・pre1980は39.4万円/坪。1980年代以前(築35年超)は648件(13.5%)。
    1,710(2020年代築 件数)978(2010年代築 件数)790(2000年代築 件数)660(1990年代築 件数)345(1980年代築 件数)303(1980年以前 件数)648(1980年代以前 合計件数)+35.7%(2020年代築 シェア)+20.4%(2010年代築 シェア)+16.5%(2000年代築 シェア)+13.8%(1990年代築 シェア)+7.2%(1980年代築 シェア)+6.3%(1980年以前 シェア)+13.5%(1980年代以前 合計シェア)102.4円(2020年代築 坪単価中央値)94.4円(2010年代築 坪単価中央値)79.2円(2000年代築 坪単価中央値)67.2円(1990年代築 坪単価中央値)58.7円(1980年代築 坪単価中央値)39.4円(1980年以前 坪単価中央値)N=4,786

    条件: 建築年を10年単位の年代で集計

ward

  • #5区別坪単価区別で見ると中心部の高単価と郊外部の低単価が明確。坪単価中央値が最も高いのは東区164.3万円/坪(N=56)・昭和区146.4万円/坪(N=137)・千種区122.7万円/坪(N=259)・瑞穂区118.5万円/坪(N=208)。総額中央値は昭和区5,263万円・東区4,950万円・千種区4,816万円・瑞穂区4,472万円。件数が最も多い緑区は坪単価75.8万円/坪・総額3,685万円(N=729)、中川区は75.0万円/坪・3,000万円(N=547)、守山区は73.7万円/坪・3,249万円(N=519)。最も低い港区は66.1万円/坪・2,800万円(N=345)。中区は112.8万円/坪だがN=3と件数が極めて少ないため参考扱い。件数上位3区(緑・中川・守山)で4,786件の37.5%を占める。
    164.3円(東区 坪単価中央値)4,950円(東区 総額中央値)146.4円(昭和区 坪単価中央値)5,263円(昭和区 総額中央値)122.7円(千種区 坪単価中央値)4,816円(千種区 総額中央値)118.5円(瑞穂区 坪単価中央値)4,472円(瑞穂区 総額中央値)110.2円(熱田区 坪単価中央値)100.5円(中村区 坪単価中央値)3,400円(中村区 総額中央値)98.7円(西区 坪単価中央値)3,591円(西区 総額中央値)75.8円(緑区 坪単価中央値)3,685円(緑区 総額中央値)75円(中川区 坪単価中央値)3,000円(中川区 総額中央値)73.7円(守山区 坪単価中央値)3,249円(守山区 総額中央値)66.1円(港区 坪単価中央値)2,800円(港区 総額中央値)112.8円(中区 坪単価中央値(参考))+37.5%(件数上位3区 シェア)N=729 / 中川区547 / 守山区519 / 港区345 / 昭和区137 / 東区56 / 中区3

    条件: 区別・中区(N=3)は件数不足のため参考扱い

ward-age

  • #6区別×築年帯区別×築年帯で見ると、高単価区はどの築年帯でも高水準。千種区は築0-10年169.3万円/坪・築31年超75.3万円/坪。昭和区は築0-10年167.5万円/坪・築31年超84.7万円/坪。一方、郊外の守山区は築0-10年85.6万円/坪・築31年超44.7万円/坪、港区は築0-10年74.6万円/坪・築31年超34.5万円/坪。緑区は件数が最も多く築0-10年98.1万円/坪・築31年超51.9万円/坪(N=137)。すべての区で築年が進むほど坪単価が下がる傾向は一致。
    169.3円(千種区 築0-10年 坪単価)75.3円(千種区 築31年超 坪単価)167.5円(昭和区 築0-10年 坪単価)84.7円(昭和区 築31年超 坪単価)98.1円(緑区 築0-10年 坪単価)51.9円(緑区 築31年超 坪単価)85.6円(守山区 築0-10年 坪単価)44.7円(守山区 築31年超 坪単価)74.6円(港区 築0-10年 坪単価)34.5円(港区 築31年超 坪単価)N=121 / 昭和区 築0-10年64 / 緑区 築31年超137 / 港区 築0-10年221

    条件: 代表6区・築0-10/11-20/21-30/31+ 年帯

yearly-trend

  • #7年次推移 2021-2025名古屋市戸建ての坪単価中央値は2021年78.0万円/坪(N=641)→2022年84.9万円/坪(N=750)→2023年82.6万円/坪(N=815)→2024年87.7万円/坪(N=882)と上昇傾向。2021年から2024年で坪単価+12.4%。総額中央値は2021年3,248万円→2022年3,479万円→2023年3,400万円→2024年3,474万円→2025年3,600万円で、2021年から2024年で+7.0%。2025年は坪単価92.1万円/坪(N=1,698)だが件数が他年の約2倍と多く公表ラグによる偏りの可能性がある。築年中央値は2021年14年→2024年9年と築浅化が進行。
    78円(2021年 坪単価中央値)84.9円(2022年 坪単価中央値)82.6円(2023年 坪単価中央値)87.7円(2024年 坪単価中央値)92.1円(2025年 坪単価中央値)+12.4%(2021→2024 坪単価上昇率)3,248円(2021年 総額中央値)3,479円(2022年 総額中央値)3,400円(2023年 総額中央値)3,474円(2024年 総額中央値)3,600円(2025年 総額中央値)+7%(2021→2024 総額上昇率)14(2021年 築年中央値)9(2024年 築年中央値)12(2022年 築年中央値)7(2025年 築年中央値)N=641 / 2022年750 / 2023年815 / 2024年882 / 2025年1,698

    条件: 成約価格情報・宅地(土地と建物)

structure

  • #8構造別坪単価名古屋市戸建ては木造が3,955件(82.6%)と圧倒的多数。木造の坪単価中央値は88.3万円/坪・築年中央値6年と新しく戸建て市場の中心。鉄骨造は253件(5.3%)で坪単価85.2万円/坪・築年中央値29年、軽量鉄骨造は331件(6.9%)で坪単価73.9万円/坪・築年中央値23年、RCは172件(3.6%)で坪単価62.6万円/坪・築年中央値38年。RC・鉄骨造は築年が進んでおり坪単価の低さは築年が古いことと関連している可能性が高い。
    3,955(木造 件数)+82.6%(木造 シェア)88.3円(木造 坪単価中央値)6(木造 築年中央値)331(軽量鉄骨造 件数)+6.9%(軽量鉄骨造 シェア)73.9円(軽量鉄骨造 坪単価中央値)23(軽量鉄骨造 築年中央値)253(鉄骨造 件数)+5.3%(鉄骨造 シェア)85.2円(鉄骨造 坪単価中央値)29(鉄骨造 築年中央値)172(RC 件数)+3.6%(RC シェア)62.6円(RC 坪単価中央値)38(RC 築年中央値)N=3,955 / 鉄骨造253 / 軽量鉄骨造331 / RC172

    条件: 構造(structure)別集計

station

  • #9名古屋市の駅別坪単価駅別(N≥20)で坪単価中央値が高いのは庄内通116.1万円/坪(N=70・築6年)、瑞穂運動場東108.2万円/坪(N=59・築10年)、上社99.2万円/坪(N=75・築13年)、中村公園94.9万円/坪(N=67・築8年)。一方、坪単価が低いのは伏屋66.1万円/坪(N=93・築1年)、港北68.6万円/坪(N=103・築1年)、春田70.0万円/坪(N=116・築1年)。件数が最も多い徳重は74.9万円/坪(N=164・築18年)。築1年の新興住宅地駅は坪単価が低く、中心寄りの駅は坪単価が高い傾向。
    116.1円(庄内通 坪単価中央値)108.2円(瑞穂運動場東 坪単価中央値)99.2円(上社 坪単価中央値)94.9円(中村公園 坪単価中央値)74.9円(徳重 坪単価中央値)70円(春田 坪単価中央値)68.6円(港北 坪単価中央値)66.1円(伏屋 坪単価中央値)164(徳重 件数)70(庄内通 件数)N=164 / 庄内通70 / 瑞穂運動場東59

    条件: station_nameあり・N≥20

aichi-compare

  • #10名古屋市 vs 愛知県他市愛知県内で比較すると、名古屋市16区の坪単価中央値86.2万円/坪(N=4,786)に対し、名古屋以外の市は57.5万円/坪(N=9,663)で名古屋市の66.7%の水準。主要市別では刈谷市90.2万円/坪・総額3,700万円(N=219)・安城市85.5万円/坪・総額3,594万円(N=236)が名古屋市と同等か上回り、春日井市66.4万円/坪・総額3,000万円・岡崎市65.9万円/坪・総額3,000万円・豊田市62.5万円/坪・総額3,305万円が中位、一宮市54.8万円/坪・総額2,600万円・豊橋市47.0万円/坪・総額2,400万円が低位。名古屋市は敷地面積129.7㎡と他市の151.5㎡より小さく、刈谷市135.0㎡・安城市139.4㎡も名古屋市よりやや広い。総額では名古屋市3,494万円・名古屋以外2,790万円の差にとどまる。
    86.2円(名古屋市 坪単価中央値)57.5円(愛知県名古屋以外 坪単価中央値)+66.7%(名古屋以外/名古屋 比率)90.2円(刈谷市 坪単価中央値)3,700円(刈谷市 総額中央値)85.5円(安城市 坪単価中央値)3,594円(安城市 総額中央値)66.4円(春日井市 坪単価中央値)3,000円(春日井市 総額中央値)65.9円(岡崎市 坪単価中央値)3,000円(岡崎市 総額中央値)62.5円(豊田市 坪単価中央値)3,305円(豊田市 総額中央値)54.8円(一宮市 坪単価中央値)2,600円(一宮市 総額中央値)47円(豊橋市 坪単価中央値)2,400円(豊橋市 総額中央値)34.3円(津島市 坪単価中央値)3,494円(名古屋市 総額中央値)2,790円(愛知県名古屋以外 総額中央値)129.7(名古屋市 敷地面積中央値)151.5(愛知県名古屋以外 敷地面積中央値)135(刈谷市 敷地面積中央値)139.4(安城市 敷地面積中央値)N=4,786 / 愛知県名古屋以外9,663 / 刈谷市219 / 安城市236

    条件: 愛知県・宅地(土地と建物)・成約価格情報

summary-stats

  • #11坪単価分布と敷地面積名古屋市戸建ての坪単価は中央値86.2万円/坪を挟み、P10が47.0万円/坪・P25が64.0万円/坪・P75が113.5万円/坪・P90が151.4万円/坪と広く分布。敷地面積は中央値129.7㎡(P25=105.0㎡・P75=162.5㎡)。建築年中央値は2013年。
    86.2円(坪単価中央値)47円(坪単価 P10)64円(坪単価 P25)113.5円(坪単価 P75)151.4円(坪単価 P90)129.7(敷地面積中央値)105(敷地面積 P25)162.5(敷地面積 P75)N=4,786

    条件: tsubo_price>0 のレコードのみ

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データ出典・集計条件

データ期間:
2021年 Q12025年 Q4
更新日:
2026-07-23
出典SQL:
SELECT city_name, APPROX_QUANTILE(tsubo_price,0.5) AS p50, COUNT(*) AS n FROM tx WHERE prefecture_name='愛知県' AND city_name LIKE '名古屋市%' AND type='宅地(土地と建物)' AND price_category='成約価格情報' AND total_price>0 AND tsubo_price>0 AND building_year<=year GROUP BY city_name
集計条件:
  • 出典: 国土交通省 不動産取引価格情報・成約価格情報(実際の成約ベース)
  • 対象地域: 愛知県 名古屋市16区
  • 種別: 宅地(土地と建物) — 建物と土地がセットになった戸建ての成約価格
  • total_price・tsubo_priceがNULLまたは0の行は除外
  • 建築年が成約年より未来のレコードは除外
  • 期間: 2021年Q1〜2025年Q4
  • 中央値(median)を使用。平均値(mean)には言及しない