T-006

コロナ前後で「同じ駅の坪単価のばらつきが広がった」は本当か — 1,749駅ペアで検証

国土交通省の不動産取引価格情報(公開希望価格ベース)で、2018-2019と2021-2023の非連続2期間に1,749駅ペアの坪単価分散を比較。IQR絶対値は75.4%の駅で拡大した一方、Q1下落+Q3上昇の真の二極化は18.9%(330駅)、強い二極化は3.7%(64駅)にとどまることが分かった。

更新: 2026-07-05

このレポートの要点

  • 学園都市(兵庫・神戸市垂水区・戸建)+181.2%

    二極化TOP駅1:学園都市(兵庫・神戸市垂水区・戸建)のCV拡大は +181.2%(CV 0.280→0.787)。Q1は789,124→597,364円(-24.3%)/ Q3は1,042,595→1,275,860円(+22.4%)/ 中央値は906,030→862,342円(-5.2%)

    N=89 / post52
  • 梅郷(千葉・野田市・戸建)+149.3%

    二極化TOP駅2:梅郷(千葉・野田市・戸建)のCV拡大は +149.3%(CV 0.460→1.146)。Q1は287,055→190,931円(-33.5%)/ Q3は467,533→691,765円(+48.0%)

    N=91 / post116
  • 元山(千葉・松戸市・戸建)+144.9%

    二極化TOP駅3:元山(千葉・松戸市・戸建)のCV拡大は +144.9%(CV 0.383→0.939)。Q1は576,393→385,575円(-33.1%)/ Q3は860,775→1,053,344円(+22.4%)

    N=72 / post80
  • 島田(静岡・戸建)+136.8%

    二極化TOP駅4:島田(静岡・戸建)のCV拡大は +136.8%。Q1 -39.0% / Q3 +18.6%(Q1下落+Q3上昇の真の二極化)

    N=64 / post119

データで見る

① 全体

1,749駅ペアで検証: ばらつきは広がったか

コロナ前(2018-2019)と後(2021-2023)で、同じ駅の坪単価のばらつきを比較。

IQR(四分位範囲)拡大
75.4%
CV(正規化分散)拡大
55.6%
真の二極化(Q1↓ Q3↑)
18.9%
強い二極化(CV比≥1.5)
3.7%

検証対象: 1,749駅ペア(pre約67,000件 / post約103,000件)・取引価格情報(希望価格ベース)

② TOP駅

ばらつきが最も広がった駅: ハサミが開く

上位駅はQ1(安い層)が下落し、Q3(高い層)が上昇。価格分布が二極に引き裂かれる構造。

学園都市(兵庫・神戸市垂水区・戸建)
N: pre 89 / post 52
+181.2%
CV拡大
コロナ前(2018-2019)
Q3
104
Q1
79
コロナ後(2021-2023)
Q3
128
Q1
60
Q1 -24.3%Q3 +22.4%
梅郷(千葉・野田市・戸建)
N: pre 91 / post 116
+149.3%
CV拡大
コロナ前(2018-2019)
Q3
47
Q1
29
コロナ後(2021-2023)
Q3
69
Q1
19
Q1 -33.5%Q3 +48%
元山(千葉・松戸市・戸建)
N: pre 72 / post 80
+144.9%
CV拡大
コロナ前(2018-2019)
Q3
86
Q1
58
コロナ後(2021-2023)
Q3
105
Q1
39
Q1 -33.1%Q3 +22.4%
佐世保(長崎・戸建)
N: pre 115 / post 166
+96.5%
CV拡大
コロナ前(2018-2019)
Q3
42
Q1
10
コロナ後(2021-2023)
Q3
60
Q1
6
Q1 -36.3%Q3 +43.6%

Q3=上位四分位・Q1=下位四分位。CV=IQR/中央値(正規化したばらつき指標)。

③ 地域

中部が最も二極化しやすい、首都圏は底上げ型

地域別の真の二極化率(Q1下落+Q3上昇)。首都圏は値上がりが一様で分散はほぼ不変。

中部
34.7%
地方
24.6%
関西
17.2%
首都圏(1都3県)
13.2%
首都圏(1都3県)
0%
地方
0%
詳しい解説を読む

コロナ前後で「同じ駅の中で価格のばらつきが広がった」とは?

本記事の数値はすべて国土交通省「不動産取引価格情報」(公開希望価格ベース)に基づきます。売り主の出物希望価格を集計したデータであり、実際の成立価格を集計したものではありません。実際の成立価格の公開データは期間が限られ本テーマの前後比較に使えないため、本記事は取引価格情報(希望価格)で検証します。

比較するのは次の非連続2期間です。

  • pre = 2018-2019
  • post = 2021-2023

pre/post 両方で N≥50 を満たす駅×種別ペアのみを対象とし、価格100万円未満は除外しました。結果として分析対象は 1,749駅ペア(pre累計 N=67,000 / post累計 N=103,000)です。種別はマンション(中古マンション等)と戸建て(宅地:土地と建物)、粒度は駅×種別です。

単位は坪単価を使い、各駅×種別で次の指標を計算しました。

  • 中央値 — データを順に並べた中央の値
  • Q1 — 下位四分位点(安い側の代表値)
  • Q3 — 上位四分位点(高い側の代表値)
  • IQR = Q3 − Q1(ばらつきの幅)
  • CV = IQR ÷ 中央値(中央値で正規化したばらつき指標)

CV が大きいほど「同じ駅の中で坪単価の幅が広い」ことを示します。単価水準の違う駅同士を比べるため、本記事では CV(正規化した指標)を主に使います。

検証結果 — 「二極化」はどこまで本当か

「同じ駅の中で価格のばらつきが広がった」という見方を、段階的に検証します(N=1,749駅ペア)。

1) IQR(ばらつきの絶対幅)が拡大した駅: 75.4% 約4分の3(75.4%)の駅で、安い側と高い側の差の幅が広がりました。

2) CV(正規化したばらつき)が拡大した駅: 55.6% 水準上昇の影響を除いても、過半(55.6%)の駅でばらつきは広がっています。

3) 真の二極化(Q1が下落 かつ Q3が上昇)の駅: 18.9%(330駅) 安い側がより安く、高い側がより高くなる、本来の意味での二極化パターンです。

4) 強い二極化(真の二極化 + CV比1.5倍以上)の駅: 3.7%(64駅) ばらつきの拡大が顕著なグループです。

全駅ベースの CV(中央値)は 0.733 → 0.772(CV比1.05)で、拡大は限定的です。坪単価中央値の変化率(中央値)は +12.6% で、全体としては水準が上がっています。

読み解くと、IQRの絶対値が拡大した駅の多くは「坪単価中央値そのものが上がった結果、幅も一緒に広がった」という 底上げに伴う自然な拡大 です。真に安い層と高い層が引き離されたのは18.9%、顕著なのは3.7%にとどまります。

つまり「ばらつきの拡大」は事実ですが、「全駅で二極化が進んだ」と一般化するのはデータを正しく反映しません。

真の二極化パターンを示す駅 TOP5

真の二極化(Q1下落+Q3上昇)のなかで、CV拡大率が大きい上位5駅です。すべて戸建て(宅地:土地と建物)です。

順位 駅(県・市区) CV拡大率 Q1変化率 Q3変化率 N(pre/post)
1 学園都市(兵庫・神戸市垂水区) +181.2% -24.3% +22.4% N=89 / N=52
2 梅郷(千葉・野田市) +149.3% -33.5% +48.0% N=91 / N=116
3 元山(千葉・松戸市) +144.9% -33.1% +22.4% N=72 / N=80
4 島田(静岡) +136.8% -39.0% +18.6% N=64 / N=119
5 佐世保(長崎) +96.5% -36.3% +43.6% N=115 / N=166

学園都市(兵庫・神戸市垂水区・戸建て)を詳しく見ると、Q1は789,124円→597,364円(-24.3%)、Q3は1,042,595円→1,275,860円(+22.4%)と、安い層と高い層が明確に引き離されています(N=89/pre・N=52/post)。中央値は906,030円→862,342円(-5.2%)でほぼ据え置きであり、中央値だけ見ていると構造の変化が読めない点がこの駅の特徴です。

梅郷(千葉・野田市)は Q1が287,055円→190,931円(-33.5%)、Q3が467,533円→691,765円(+48.0%)と、Q3の上昇幅が大きいのが特徴です(N=91/pre・N=116/post)。元山(千葉・松戸市)は Q1が576,393円→385,575円(-33.1%)、Q3が860,775円→1,053,344円(+22.4%)です(N=72/pre・N=80/post)。佐世保(長崎)は Q1が98,976円→63,067円(-36.3%)、Q3が420,737円→604,132円(+43.6%)と、両端の動きが中央値より大きい典型です(N=115/pre・N=166/post)。

なお、CV拡大率上位 TOP20 のうち戸建てが過半を占め、マンションは浦安(千葉)・あいの里教育大(北海道)・北与野(埼玉)など少数にとどまります。

地域構造 — 首都圏は「底上げ型」、地方ほど「二極化型」

真の二極化駅の割合(二極化率)を地域別に見ると、はっきりとした傾向が出ます。

地域 二極化率 内訳
中部(愛知・静岡・三重・岐阜) 34.7% 42駅 / 121駅
地方(首都圏・関西・中部以外) 24.6% 131駅 / 532駅
関西(大阪・京都・兵庫・奈良) 17.2% 54駅 / 314駅
首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉) 13.2% 103駅 / 782駅

中部が34.7%(42駅/121駅)で最も高く、首都圏は13.2%(103駅/782駅)で最も低くなります。

ただし、首都圏は二極化率が低い代わりに 坪単価中央値の上昇が最も大きい(+15.4%)地域です。CV比の中央値は1.02(0.540→0.562)でほぼ不変 — つまり価格水準が一様に底上げされ、ばらつき構造は変わっていない「底上げ型」です。

一方、地方は中央値変化率が+7.6%と首都圏より小さいのに、CV比の中央値は1.09(1.093→1.158)と拡大しています。値上がり幅が小さいのにかぎってばらつきが広がる「二極化型」の構造です。同じ「値上がり」でも、首都圏と地方とで中身が違うことが分かります。

なぜばらつきが広がるのか — 考えられる構造

なぜ一部の駅でばらつきが広がったのか。データから言える範囲で、考えられる構造を並べます(いずれも可能性の話であり、単一の原因に還元できるものではありません)。

a) 戸建て中心のストック構造 TOP5は全駅戸建てです。戸建ては築年・面積・立地のばらつきがマンションより大きく、条件の良い物件とそうでない物件の価格差が開きやすい面があります。

b) 構成変化だけでは説明できない部分 学園都市(兵庫)では、築年や面積といった物件構成が pre/post で大きくは変わらないにもかかわらず、CV拡大率 +181.2% に達しています(N=89/pre・N=52/post)。この駅のばらつき拡大は、サンプルの構成変化というより、同じ駅の中で相対的に高い物件と低い物件の価格差が実質的に開いたことを示唆しています。

c) サンプル増加でないことは検証済み ばらつき拡大が「単にデータが増えたから」という説明も成立ちません。駅ペアあたりの年間件数は pre で38.5、post で40.0 とほぼ同等です(N=1,749駅ペア)。さらに、件数が増えた群の CV比(中央値)は0.97とむしろ縮小し、件数が平坦だった群は1.07と拡大しており、サンプル増加と分散拡大は逆相関すら示します。

いずれにせよ、本稿は時期の前後関係を示すものであって、特定の要因が原因だと断定するものではありません。

自分の駅・物件はどちらの組?

ここまでの数字は「1,749駅ペア全体」と「ばらつきの大きい特定駅」の2つの縮尺で見てきました。手元の物件がどちらの動きに近いかは、実際の坪単価・築年・立地を反映した個別の価格次第です。気になる駅の傾向は、関連: 都道府県別の値下げ幅比較(T-001) でも地域別の構造として扱っています。

ご自身の物件が「底上げ型」のエリアにあるのか、それとも「両端が広がる」タイプなのかを知るには、具体的な条件で価格を見積もるのが確実です。まずは 無料査定を依頼 して、手元のデータと照らし合わせてみてください。


出典: 国土交通省 不動産取引価格情報(公開希望価格ベース) / 集計期間 pre=2018-2019・post=2021-2023 / 価格100万円未満は除外 / pre/post両方で N≥50 の駅×種別ペアのみ(1,749駅ペア・pre累計約67,000件・post約103,000件)/ 種別: マンション(中古マンション等)+ 戸建て(宅地:土地と建物)/ 単位: 坪単価の中央値・Q1・Q3・IQR・CV

検証済みファクト

F-2-1

  • #1分析対象検証対象の駅×種別ペア数(pre/post両方でN≥50)は 1,749駅ペア(pre累計約67,000件 / post約103,000件)
    1,749(対象駅ペア数)67,000(pre累計件数)103,000(post累計件数)N=67,000 / post累計103,000

    条件: 取引価格情報 / 2018-2019 vs 2021-2023 / マンション+戸建て / 駅×種別 / N≥50

  • #2IQR絶対値拡大駅IQR(四分位範囲)の絶対値が拡大した駅の割合は 75.4%(1,749駅)
    +75.4%(IQR絶対値拡大駅の割合)1,749(母数)

    条件: 全1,749駅ペア

  • #3CV拡大駅CV(=IQR/中央値・正規化した分散指標)が拡大した駅の割合は 55.6%(1,749駅)
    +55.6%(CV拡大駅の割合)1,749(母数)

    条件: 全1,749駅ペア

  • #4真の二極化駅真の二極化(Q1下落+Q3上昇)を起した駅の割合は 18.9%(330駅 / 1,749駅中)
    +18.9%(真の二極化駅の割合)330(真の二極化駅数)1,749(母数)

    条件: 全1,749駅ペア

  • #5強い二極化駅強い二極化(真の二極化+CV1.5倍以上拡大)の駅数は 64駅(3.7% / 1,749駅中)
    64(強い二極化駅数)+3.7%(強い二極化の割合)1,749(母数)1.5倍(強い二極化のCV比閾値)

    条件: 全1,749駅ペア / CV比≥1.5

  • #6全駅のCV中央値全駅のCV中央値(pre→post)は 0.733 → 0.772(CV比 中央値1.05)。分散は全駅ベースでやや拡大傾向
    0.733倍(CV中央値 pre)0.772倍(CV中央値 post)1.05倍(CV比 中央値)

    条件: 全1,749駅ペア(CV値自体は純数字のためbrief表の数値抽出対象外・ratio扱い)

  • #7坪単価中央値変化率全駅の坪単価中央値の変化率(pre→post)の中央値は +12.6%(水準上昇の全体傾向)
    +12.6%(坪単価中央値変化率の中央値)1,749(母数)

    条件: 全1,749駅ペア

F-2-2

  • #8学園都市(兵庫・神戸市垂水区・戸建)二極化TOP駅1:学園都市(兵庫・神戸市垂水区・戸建)のCV拡大は +181.2%(CV 0.280→0.787)。Q1は789,124→597,364円(-24.3%)/ Q3は1,042,595→1,275,860円(+22.4%)/ 中央値は906,030→862,342円(-5.2%)
    +181.2%(CV拡大率)0.28倍(CV pre)0.787倍(CV post)79万円(Q1 pre)60万円(Q1 post)-24.3%(Q1変化率)104万円(Q3 pre)128万円(Q3 post)+22.4%(Q3変化率)91万円(中央値 pre)86万円(中央値 post)-5.2%(中央値変化率)N=89 / post52

    条件: 戸建て(宅地:土地と建物)・取引価格情報

  • #9梅郷(千葉・野田市・戸建)二極化TOP駅2:梅郷(千葉・野田市・戸建)のCV拡大は +149.3%(CV 0.460→1.146)。Q1は287,055→190,931円(-33.5%)/ Q3は467,533→691,765円(+48.0%)
    +149.3%(CV拡大率)0.46倍(CV pre)1.146倍(CV post)29万円(Q1 pre)19万円(Q1 post)-33.5%(Q1変化率)47万円(Q3 pre)69万円(Q3 post)+48%(Q3変化率)N=91 / post116

    条件: 戸建て(宅地:土地と建物)・取引価格情報

  • #10元山(千葉・松戸市・戸建)二極化TOP駅3:元山(千葉・松戸市・戸建)のCV拡大は +144.9%(CV 0.383→0.939)。Q1は576,393→385,575円(-33.1%)/ Q3は860,775→1,053,344円(+22.4%)
    +144.9%(CV拡大率)0.383倍(CV pre)0.939倍(CV post)58万円(Q1 pre)39万円(Q1 post)-33.1%(Q1変化率)86万円(Q3 pre)105万円(Q3 post)+22.4%(Q3変化率)N=72 / post80

    条件: 戸建て(宅地:土地と建物)・取引価格情報

  • #11島田(静岡・戸建)二極化TOP駅4:島田(静岡・戸建)のCV拡大は +136.8%。Q1 -39.0% / Q3 +18.6%(Q1下落+Q3上昇の真の二極化)
    +136.8%(CV拡大率)-39%(Q1変化率)+18.6%(Q3変化率)N=64 / post119

    条件: 戸建て(宅地:土地と建物)・取引価格情報

  • #12佐世保(長崎・戸建)二極化TOP駅5:佐世保(長崎・戸建)のCV拡大は +96.5%。Q1は98,976→63,067円(-36.3%)/ Q3は420,737→604,132円(+43.6%)
    +96.5%(CV拡大率)10万円(Q1 pre)6万円(Q1 post)-36.3%(Q1変化率)42万円(Q3 pre)60万円(Q3 post)+43.6%(Q3変化率)N=115 / post166

    条件: 戸建て(宅地:土地と建物)・取引価格情報

  • #13二極化TOP5の種別傾向二極化TOP20のうち戸建て(宅地:土地と建物)が過半。マンションは浦安(千葉)・あいの里教育大(北海道)・北与野(埼玉)など少数
    20(TOPN(ランキング対象駅数))

    条件: CV拡大率上位20駅・種別内訳

F-2-3

  • #14中部地域別の二極化率(真の二極化駅の割合):中部は 34.7%(121駅中42駅)で最も高い
    +34.7%(二極化率)121(母数)42(二極化駅数)

    条件: 中部=愛知・静岡・三重・岐阜

  • #15地方地域別の二極化率:地方は 24.6%(532駅中131駅)
    +24.6%(二極化率)532(母数)131(二極化駅数)

    条件: 地方=首都圏・関西・中部以外

  • #16関西地域別の二極化率:関西は 17.2%(314駅中54駅)
    +17.2%(二極化率)314(母数)54(二極化駅数)

    条件: 関西=大阪・京都・兵庫・奈良

  • #17首都圏(1都3県)地域別の二極化率:首都圏(1都3県)は 13.2%(782駅中103駅)で最も低い。ただし中央値変化率+15.4%で最も高い値上がり(底上げ型)
    +13.2%(二極化率)782(母数)103(二極化駅数)+15.4%(中央値変化率(地域最高))

    条件: 首都圏=東京/神奈川/埼玉/千葉

  • #18首都圏(1都3県)地域別のCV比(pre→post)中央値:首都圏は 1.02(0.540→0.562)。値上がりが一様で分散はほぼ不変(底上げ型)
    1.02倍(CV比 中央値)0.54倍(CV中央値 pre)0.562倍(CV中央値 post)

    条件: 首都圏・782駅(CV値は純数字のためratio扱い)

  • #19地方地域別のCV比中央値:地方は 1.09(1.093→1.158)。値上がり小(+7.6%)のに分散拡大(二極化型)
    1.09倍(CV比 中央値)1.093倍(CV中央値 pre)1.158倍(CV中央値 post)+7.6%(中央値変化率)

    条件: 地方・532駅(CV値は純数字のためratio扱い)

反証チェック

  • #20年あたり件数反証:年あたり件数(pre/post)は pre=38.5件/年 / post=40.0件/年で同等。サンプル増加が分散拡大を生んだわけではない
    38.5(pre 年間平均件数)40(post 年間平均件数)

    条件: 全1,749駅ペア・駅ペアあたり年間件数

  • #21CV比とN増加の関係反証:CV比とN増加の関係はむしろ逆相関。N増加群のCV比中央値0.97 / N平坦群1.07(N増加バイアスは否定)
    0.97倍(N増加群のCV比中央値)1.07倍(N平坦群のCV比中央値)

    条件: 全1,749駅ペア・N増加群 vs N平坦群(CV比は純数字のためratio扱い)

  • #22学園都市(兵庫)の構成変化反証:学園都市(兵庫)の構成変化は限定的。築年中央値2018→2014 / 面積150→155m² / 総価3,800万→4,200万円(構成は安定、分散拡大は実在)
    3,800万円(総価 pre)4,200万円(総価 post)N=89 / post52

    条件: 戸建て・学園都市(築年/面積は純数字のためclaimのみ記載)

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データ出典・集計条件

国土交通省 不動産情報ライブラリを確認
データ期間:
2018年 Q12023年 Q4
更新日:
2026-07-05
出典SQL:
queries/T-006.sql
集計条件:
  • 出典: 国土交通省 不動産取引価格情報(公開希望価格ベース)
  • 期間: pre=2018-2019 / post=2021-2023(コロナ前後の非連続2期間比較)
  • 単位: 坪単価の中央値・Q1・Q3・IQR・CV
  • 価格100万円未満は除外
  • pre/post両方で N≥50 の駅×種別ペアのみ(1,749駅ペア / pre累計約67,000件 / post約103,000件)
  • 種別: マンション(中古マンション等)+ 戸建て(宅地:土地と建物)
  • 粒度: 駅×種別
  • CV = IQR / 中央値(正規化したばらつき指標)。CV比 = post_CV / pre_CV
  • 成約データは2021-2025の5年のみでコロナ前(2019)の成約データは存在しないため、本テーマは取引価格情報(希望価格)ベース